食品安全情報blog過去記事

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甘いお菓子や飲料中の高いクエン酸含量は歯にダメージを与えるリスクが高い

24.02.2005
http://www.bfr.bund.de/cm/208/hohe_gehalte_an_zitronensaeure_erhoehen_das_risiko_fuer_zahnschaeden.pdf
クエン酸が含まれる甘いお菓子や飲料を頻繁にとると、唾液のpHが大きく低下して歯のエナメル質からミネラルを溶出させて虫歯になりやすくなるというチューリッヒ大学の研究報告があり、BfRはリスク評価を行った。BfRクエン酸が天然であろうと後から添加されたものであろうと、砂糖と同時に大量に含まれる場合には歯に悪影響があると考える。
現時点では有害影響のある量を算出することはできない。