食品安全情報blog過去記事

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NASのイオン化放射線報告書へのARRS会長の反応

ARRS president responds to NAS report on ionizing radiation
30-Jun-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-06/arrs-apr063005.php
NASによる低用量イオン化放射線の有害影響についての報告書に関して、American Roentgen Ray Society米国レントゲン線学会会長のBruce McClennan医師が語った。
この報告書は診断用に使用されるような低レベル放射線暴露が生涯の発ガンリスクを極僅か上げることを示唆している。診断のための放射線使用は医学的に必要なときにのみ行われる。マンモグラフィーのようなスクリーニングテストは利益がリスクを上回る場合のみ行われるべきである。放射線科医は医療用の放射線使用は必要な場合に最小限の線量で行うよう訓練されている。患者はX線診断が必要な場合はその有効性や結果の解釈について医師や専門医に相談すべきである。
(昨日のNASのプレスリリース関連)


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