食品安全情報blog過去記事

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バイオモニタリング:人々の体の化学物質を測定する 結果は何を意味するか

Biomonitoring: Measuring Levels of Chemicals in People ・and What the Results Mean
Thursday, July 21, 2005
http://www.acsh.org/publications/pubid.1148/pub_detail.asp
CDCの発表を受けて、ビデオニュースや出版物を発表している。テレビでの報道の様子もビデオでアップされている。
PDFダウンロード可 印刷物は5ドルで買える。
http://www.acsh.org/docLib/20050721_biomonitoring.pdf
科学者が非常に微量の物質を測定できるようになった結果、ヒトの血液や尿やその他の生体サンプルから数千の化学物質を検出することが可能になった。近年政府やその他の研究者は環境中の化学物質からのバックグラウンド暴露がどのくらいなのかを知るために全国のボランティアから検体を集めている。こうしたことをバイオモニタリング計画という。
この報告書ではこれらの暴露の原因やバイオモニタリングの結果をどう解釈すべきかについて述べている。食品や空気中に含まれる化学物質のヒトへの暴露量を計画的に測定することにはメリットがある。しかし多くの場合検出される物質の暴露源は不明で、こうしたデータの解釈を間違えるリスクがある。
最も良くある間違いは体から何かが検出されただけで健康ハザードだとすることである。バイオモニタリング計画を行う人はデータの解釈や一般への情報伝達について充分注意することが重要である。


ARS (Agricultural Research Service, USDA) 米国