食品安全情報blog過去記事

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韓国で発見された残留農薬についてのニュージーランドの調査

New Zealand investigating residue finding in South Korea
Friday 23 September, 2005
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2005-09-23-korea.htm
韓国の獣医担当局からニュージーランド産牛の1検体から国際基準をわずかに超えるエンドスルファンが検出されたという報告があった。エンドスルファンはニュージーランドで広く使用されているわけではないが、検出されたレベルは約0.3ppmで、食肉脂肪中の国際基準は0.1ppmである。検出された量は野菜や果物に許可されている量より低く、消費者への健康リスクはない。
NZFSAはこの報告に驚き、直ちに汚染源の同定を行った。NZFSAの調査ではこれは孤発例で健康上問題はないことを示している。しかしながら韓国は今後ニュージーランド産の牛の検査を強化するだろう。
NZFSAは多数の残留農薬規制に裏打ちされたニュージーランドの畜産物の安全性を確信している。



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