食品安全情報blog過去記事

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医師と患者は代替医療の使用について話し合うべきである

Doctors and patients should discuss use of alternative medicines
15-Nov-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-11/aha-dap110705.php
代替医療の使用が増加するに従い、医師は患者にそのリスクについて説明する必要性が高まっている。
アメリカ心臓学会で報告された。
308人の心疾患患者を調査したところ45%が補完・代替医療(CAM)を使用していた。主なものはハーブ、ビタミン、ミネラルであった。患者のCAM使用に気がついていたのは心臓専門医の56%、ファミリードクターの75%であった。どのようなCAMを使用しているか患者に質問していたのは専門医の8%、ファミリードクターの13%であった。患者のCAMについての情報源はニュースや友人からが半分以上であった。
例えばある種のハーブ製品は心疾患治療薬と相互作用する。
・処方薬を使用している心疾患患者にホーソーンベリーHawthorne berriesは危険である
・甘草を含むものは高血圧に影響する
セントジョーンズワートジゴキシンやワルファリンなどの薬物の量に影響する