食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

代替医療により医療と希望が手に入れられる

DOH: AFFORDABLE HEALTH CARE AND HOPE THROUGH ALTERNATIVE MEDICINE
9 November 2005
http://www.doh.gov.ph/press/pr_11092005.pdf
まもなく、医師が患者にハーブや天然治療薬を合法的に処方できるようになる。全てのフィリピン人が平等に医療を受けられるように、安価な代替医療を提供することが重要である。
貧しい人も裕福な人も同じ質とレベルの治療を受けられるべきで、そのため誰でも利用できる代替医療が重要である。通常医療の主流である「西洋医薬品」は未だ多くのフィリピン人にとっては手が届かない。フィリピンの医療費が米国がその他の先進国と比べて非常に低いにも関わらず、そうである。
代替医療は鍼やマッサージや瞑想に限らず、あらゆるレベルの予防・診断・治療法を含む。
フィリピンにおける代替医療としてはラマーズ出産法、Navarro Beta hCG尿ガンテスト(ガンの存在を症状の出る3-4年前に検出できるとされる)、植物sambong(腎石を溶かすのに有効とされる)、 lagundi(咳や気管支炎などに効くとされる)などがある。
現在政府はTuguegarao、Tacloban、Davao、Cotabatoに4つのハーブ加工工場を所有している。
この法律は通常医療を代替医療に替えることを意図するのではなく、貧しい人々の希望のために、通常医療と代替医療の共存を意図したものである。
医師は根拠のある代替医療を患者に提供することができるようになるが、保健省又はその付属機関であるフィリピン伝統代替医療研究所Philipine Institute of Traditional and Alternative Health Care (PITAHC)が認めていない疑わしい別の治療法には注意するよう警告する。


PITAHCのウェブサイト
http://www.doh.gov.ph/pitahc/
鍼とマッサージがメイン
ホメオパシーアロマテラピーなど
(フィリピンが代替医療を認めているのは貧困のため。)



EU