食品安全情報blog過去記事

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EPAはPFOA削減を求める

EPA Seeking PFOA Reductions
01/25/2006
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/e987e762f557727d852570bc0042cc90/fd1cb3a075697aa485257101006afbb9!OpenDocument
EPAは企業にパーフルオロオクタン酸PFOAの放出と製品中濃度を2010年までに95%削減することとその後2015年までに暴露源を無くすことを目指す管理計画を発表した。
PFOAは製品のくっつかない・錆びない表面加工をするために使用されるフルオロポリマーの必須加工助剤である。またPFOAはカーペットや紙や織物に耐水性や染み防止のために使用されるフルオロテロマーの分解によっても生じる。
PFOAは環境中で分解しにくく野生生物やヒト組織中に微量検出されている。また動物実験では悪影響の懸念が示唆されている。
科学的にはまだ継続中であるが、懸念があるので将来のPFOA放出を最小化するための行動を起こすことにした、とEPAのSusan B. Hazenは語る。
企業はEPAに対し2006年3月1日までに参加表明を行い2000年の排出量や製品中含量を2006年10月31日までに報告することを求められる。その後毎年10月に目標達成に向けた報告書を公表する。


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