食品安全情報blog過去記事

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消費者は体重減少又は体重調節用錠剤に批判的視点を持つべきである

Consumers should take a critical view of pills and pellets designed for weight loss or weight control
22.02.2006
http://www.palvelu.fi/evi/show_inform.php?inform_id=351&lang=3&back=inform_frontpage.php%3Flang%3D3%23a351
消費者は体重減少やウエイトコントロールをうたった製品については保留付きで考えるべきである。ネットを介して、郵便で、又はネットワーク商法で販売されている商品には特に注意すべきである。包装に適切な表示がなかったり、都合が良すぎるような製品は買わないのが賢明である。
市場にはダイエット商品が溢れている。食品局には常にこれらの製品への、購入して騙されたのではないかと考える消費者からの問い合わせがある。
食品として販売されている錠剤やカプセルはサプリメントに分類され、EU指令に基づき規制される。サプリメントの有効性には何の科学的根拠も必要なく、販売に許可もいらない。これらの製品は販売前に評価される医薬品とは違う。製品の安全性や表示されている内容については販売業者に責任がある。病気の予防や治療に関する医療クレームは禁止されている。
体重減少用サプリメント製品の主な問題は、誤解させるような宣伝文句である。製品に効果があると言うほど消費者は疑うべきである。製品はしばしば無害であるが効果はない。しかしながら市販されているものの中には危険なものもある。例えば肝障害作用のあるウスニン酸を含む製品がオンラインで販売されていた。さらに脂肪を燃やすとして2,4-ジニトロフェノールを含む製品が販売されていた。腸閉塞を起こす可能性のある膨れる繊維製品もある。また新規食品として評価されたことのない外来成分を含むものもある。これらは違法製品である。
製品については製造販売業者が責任がある。消費者が製品に疑問を持った場合には輸入・製造業者と地域の食品担当機関に問い合わせること。何らかの副作用や中毒症状の疑いがある場合には直ちに医師に相談すること。使用法は守り、子どもや妊婦・長期使用には特に注意すること。


FSA 英国