食品安全情報blog過去記事

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FDAはヒトへの有効性を保つため抗ウイルス薬を家禽に使用することを禁止

FDA Prohibits Use of Antiviral Drugs in Poultry to Help Keep Drugs Effective for Humans
March 20, 2006
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01339.html
FDAはインフルエンザ治療用に認可されている二つのクラスのヒト抗ウイルス剤の家禽への適用外使用を禁止する最終規則案を発表した。この規制はヒトインフルエンザの治療や予防への薬物の有効性を維持するためのものである。
この規則では抗インフルエンザアダマンタン(アマンタジンとリマンタジン)とノイラミニダーゼ阻害剤(オセルタミビルとザナミビル)を獣医師がニワトリ・七面鳥・ アヒルに適用外使用することを禁止する。
現在動物のA型インフルエンザ治療や予防に認可されている薬物はない。しかしヒト用には二つのクラスの抗ウイルス剤が認可されており、Animal Medicinal Drug Use Clarification Act of 1994 (AMDUCA)では獣医師がこれらヒト用抗ウイルス剤を動物に合法的に処方することができる。
この最終規則案に対するパブリックコメントは2006年3月22日まで提出できる。


EPA 米国