Improved formula for oral rehydration salts to save children’s lives
23 MARCH 2006
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2006/pr14/en/index.html
WHOとユニセフは新しい経口補水塩Oral Rehydration Salts (ORS)処方を発表した。新しい処方は急性の下痢による脱水により効果がある。
現在下痢により、主に脱水で毎年190万人の子どもたちが死亡している。最新のORS処方はこれまでよりグルコースとナトリウム濃度が低く(これまで 311 mOsm/l だったのが245 mOsm/l)、より早く吸収され点滴の必要性を下げ、入院しなくても治療できるようにしている。ORSは、子どもの重症の下痢に対する最も単純で安価で有効な方法である。
WHOとユニセフはORS製造国に対し、新しいORS処方での製造を推奨する。
処方は以下
http://www.who.int/medicines/publications/pharmacopoeia/Oralrehydrationsalts.pdf
基本的に塩化ナトリウム 2.6g、クエン酸三ナトリウム二水和物 2.9g、塩化カリウム1.5g、無水グルコース13.5gを水1Lに溶かしたもの。
BVL ドイツ
