食品安全情報blog過去記事

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FSAの油分の多い魚に関する助言は変わらない

Agency’s oily fish advice remains unchanged
Wednesday 29 March 2006
http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2006/mar/oilyfish
FSAは最低週に二回は魚を食べること、そのうち一回は油分の多い魚を含むこと、という消費者向け助言を継続する。
先週の報道発表によればオメガ3脂肪酸の「明確な利益」の根拠はないとLee Hooper博士らが発表した。Hooper博士らの研究は既存の結果を解析したもので新しい問題を発見したというものではない。FSAの魚に関する助言は2004年の外部専門家委員会の報告書に基づくものである。
栄養に関する科学助言委員会SACNと毒性委員会COTは魚を食べることのリスクと利益のバランスについて考慮した。Hooper博士らが評価した主な研究は2004年SCAN/COT報告書でも考慮している。従って今回の報告で結論が変わることはない。
魚は必須ミネラルやビタミンを含む良質の蛋白源であり、油分の多い魚はオメガ3脂肪酸の他にビタミンAやDの摂取源でもある。



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