食品安全情報blog過去記事

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オーガニック化粧品表示・広告指導・取り締まり実施

(2006.05.17)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/text/news/press_view.php?seq=968&av_pg=1&service_gubun=&textfield=&keyfield=
食品医薬品安全庁は、最近一般化学物質を使用した化粧品を「オーガニック化粧品」と表示して高値で販売しているというマスコミ報道と関連し、オーガニック化粧品の表示広告行為に対する指導取り締まりを実施すると発表した。
主要指導・取り締まり対象は
・化粧品成分の一部にオーガニック成分を含むだけにもかかわらず、製品名に「オーガニック」又は「有機生産」と記載し、成分全体又は大部分がオーガニックであると誤解させるような表示をする行為
・ 客観的根拠資料なしに化粧品に含まれる特定成分を「オーガニック」と表示広告する行為
食品医薬品安全庁は、このような表示・広告行為に対して各地方庁と市・道に取り締まりを指示する一方、関連団体を通して化粧品製造・輸入業者が客観的根拠なしに製品名に「オーガニック」などを表示するしないよう指導・広報している。
市中ではオーガニック化粧品は肌への刺激が少ないと広告していて肌が弱い人やアトピーが心配な乳児などに使用されているが、オーガニック成分が他の成分に比べて肌刺激が少ないなどという客観的根拠はない。消費者はオーガニック化粧品の低刺激・ 高級化粧品という広告に目を眩まされることなく、包装などに記載してある化粧品構成成分を確認して被害に遭わないよう注意して欲しい。