Pesticides exposure associated with Parkinson's disease
26-Jun-2006
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-06/hsop-pea062206.php
1992年に米国癌学会が始めた前向き研究Cancer Prevention Study (CPS) II Nutrition Cohortの、2001年にフォローアップできた143,325人を対象にした研究。開始時の平均年齢は男性63.7才女性62.0才、97.5%が白人。1992年以降413例のパーキンソン病患者が確認された。1982年に農業従事者や牧場労働者など慢性的農薬暴露があったと回答した人（7864人、5.7%、そのうち男性5,203人）のパーキンソン病発症頻度はそうでない人より70%高かった。
アスベストや化学物質/酸/溶剤、石炭や塵埃などの職業暴露とパーキンソン病との関連はなかった。
(実数は農薬暴露群のパーキンソン患者43、非暴露群370。農薬暴露を評価しているのは82年の時点のみ、農薬暴露群はブルーカラーが多く教育レベルが低い、発症時期は農薬暴露と関係なく70才、暴露期間が10年以上の群と短い群で差がない)
Annals of Neurology Published Online: 26 Jun 2006 Alberto Ascherio et al.
Pesticide exposure and risk for Parkinson's disease
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/112660877/HTMLSTART
（6月15日付Movement Disordersの論文とは別）
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