食品安全情報blog過去記事

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大西洋サケ繁殖用親魚の消化管腫瘍

Tumours in the gastrointestinal tract of Atlantic salmon brood stock
29.06.2006
http://www.mattilsynet.no/english/animal_feed_control/tumours_in_the_gastrointestinal_tract_of_atlantic_salmon_brood_stock__37353
最近ノルウェーの三カ所の大西洋サケ繁殖用親魚のうち何匹かに消化管腫瘍がみつかった。これは魚の病気でヒト食品安全上の問題ではないと考える。次世代影響はないと考えられる。
2005年の夏に三カ所の養殖場で腫瘍が見つかった。全ての魚は見かけ上正常である。
同じ会社の別の養殖場で育てられている同じゲノムを持つ同じ年の魚からは腫瘍は見つかっていない。違いは飼料のみで、腫瘍の見つかった養殖場で使われていた飼料からは許容量以下の重金属や環境汚染物質やカビ毒が検出されている。ノルウェー食品安全庁はこの問題についてさらに調査を続ける。
繁殖用親魚はヒト食用ではなく、卵を採るために性的に成熟する3.5-4才以上まで飼育されている。食用魚は2才で屠殺される。



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