食品安全情報blog過去記事

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食品サーベイランスニュースレター 2006年冬号

FOOD SURVEILLANCE AUSTRALIA NEW ZEALAND
WINTER 2006
http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/foodsurveillancenewsletter/winter2006.cfm
今号の主な内容は
・食品中の表示されない木の実アレルゲンスクリーニング調査結果
アーモンドとヘーゼルナッツに対するELISAキットで76の検体を調査したところ、42検体が表示されないアレルゲンを含んでいた。そのうち3検体は2.5 ppm以上、3検体が1 ppm以上で、他は1ppm以下の痕跡程度の量であった。表示のない製品の半分はオーストラリア製で残りは輸入品であった。
汚染の原因は生の材料への混入や交叉汚染など製造業者も気がつかない場合が多いが、製造業者には注意する義務がある。対応策としてはGMP等の安全管理が望ましく、「微量のナッツが含まれるかもしれません」などのような広義の表示は最小限に留めるべきである。
・食品基準遵守調査
・清涼飲料のベンゼン調査
(紹介済みの内容)
・食品安全メッセージの時宜を得たキャンペーン
・オーストラリアの化学残留物質分析能力についてのレビュー更新
政府及び民間の検査機関の検査能力について評価するプロジェクト。
・水産養殖魚の重金属
全体的にオーストラリア産と輸入品に大きな違いはない



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