食品安全情報blog過去記事

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アルコール汚染、致死性 ロシア(第10報)

Alcohol contamination, fatal - Russia (10)
08-NOV-2006
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1001:7130017066576841101::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,35130
[1]イルクーツク
2006年11月3日付の報道では78人が中毒性肝炎で入院した。
流行開始から11月3日までの間に、アルコール中毒により治療を受けたのは1233人で、現在983人が中毒性肝炎で入院している。ここ二日間で78人が入院した。死者が出なかったのは11月2日のみで、これまでの死者は40人に達した。
[2]アルハンゲリスク
83人がアルコール中毒
そのうち1人が死亡した。患者は全て中毒性肝炎で入院している。多くが高齢者で失業者である。全員が信用できないアルコールを買って飲んでいた。
[3]ベルゴロド
ベルゴロドでは945人が中毒患者として登録されている。
入院した945人のうち48人が死亡した。これまで中毒性肝炎と診断された738人が退院した。治療費は一人あたり2800ルーブル(約1050米ドル)。
[4]サラトフ
サラトフではアルコール中毒で6人死亡。2006年11月2日にさらに16人が入院した。患者数は205人で、中毒性肝炎と診断されたのは170人、退院したのは17人。
[5]タンボフ
入院患者41人1人死亡。
[6]ペルミ
13人が死亡、247人が中毒性肝炎と診断されている
[7]ボルゴグラード
症例数は196人に上る。32才の男性が肝臓の壊死で死亡。
[8]ボログダ
5人が死亡し162人が入院中。アルコール中毒の流行はまだ峠を越えていないようだ。
[9]ヤクーチャ
125人が中毒。そのうち1人は14才で27人が女性。