食品安全情報blog過去記事

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ヘルスカナダは保護者に対し小さな磁石を誤飲することの危険性について助言

Health Canada advises parents and caregivers about the hazards of ingesting small magnets
November 22, 2006
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2006/2006_114_e.html
ヘルスカナダは保護者に対し小さな磁石を誤飲することの危険性について再び警告する。米国で最近小さな磁石を誤飲したことによる20ヶ月齢の子どもの死亡を含む重症例のためおもちゃがリコールされている。磁石の誤飲は非常に危険で、比較的大きい子どもでも危険である。
もし子どもが短時間のうちに二つ以上の磁石を飲み込むと、腸管を通る間に磁石がお互いにくっついて腸壁を傷つける。その結果は非常に重く、死亡することもある。最近のおもちゃやジュエリーやには小さな磁石が使われていることが多い。さらに家庭用品の磁石は強力なものがあるため特に危険である。
カナダでは磁石による子どもの死亡は確認されていないが、事故例は1993年から96件報告されている。主に何でも口に入れる3才以下の子どもであるが、最大14才まで報告されている。
ホリデーシーズンの贈り物の季節が近づいており、ヘルスカナダは保護者に対し再度注意を呼びかける。