食品安全情報blog過去記事

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トランス脂肪に関するオーストラリア−ニュージーランド共同計画開始

Australia-New Zealand Collaboration on Transfats launched
12 February 2007
http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/mediareleases/mediareleases2007/12february2007honchr3468.cfm
オーストラリア−ニュージーランドトランス脂肪共同計画会合のChristopher Pyneによる開催演説。
トランス脂肪摂取と心疾患の間には関係があるが、FSANZとNZFSAによるオーストラリアとニュージーランドの摂取量調査の結果は興味深いものである。一日の摂取カロリーのうちトランス脂肪に由来するのはオーストラリア人は0.6%、ニュージーランド人は0.7%で、WHOによる推奨値1%以下を十分下回る。健康的な食事ガイドラインに従うことでこの摂取量はさらに下げることができる。
他国に比べてトランス脂肪摂取量が少ないのは各関係機関や食品産業による共同の努力の結果である。我々のトランス脂肪摂取量はWHO推奨値より少ないが、飽和脂肪摂取量がWHO推奨より多く、この飽和脂肪摂取量も減らさなければならない。