Sexualization of girls is linked to common mental health problems in girls and women
19-Feb-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-02/apa-sog021607.php
米国心理学会American Psychological Association (APA)が発表した報告書によれば、広告や販売促進活動やメディアなどによる少女や若い女性の性的対象としてのイメージの拡大が、少女の自己像（セルフイメージ）や健全な発達に有害であるという根拠を見いだしている。APAの専門委員会が研究報告などを調査した結果である。
「性愛化Sexualization」とは、彼/彼女の価値がその性的魅力のみにあるとすること、性的なもの以外の特徴は無視されること、個人を他者の性的目的達成のための道具とみなすこと、である。
メディアにおける少女の性愛化は少女の健全な発育に有害であり、少女の自己イメージを低下させ不安などの感情的問題や、鬱などの精神衛生上の問題、健全な性的自己イメージ形成に悪影響をもたらす。
少女を守るには保護者が重要な役割を果たすことができる。
報告書要約及び全文と保護者への助言及びメディアのメッセージに対抗するためのスキル（メディアリテラシー）を身につけるリソースが以下から入手できる
http://www.apa.org/pi/wpo/sexualization.html
両親ができること
娘には「あなたがどんな人間であってもあなた自身に価値がある、見た目ではない」と、息子には「女の子は友達や姉妹のような価値があり、性的目標達成のための物体ではない」と繰り返し伝え続けること。
