食品安全情報blog過去記事

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革の服や靴の6価クロムはアレルギー患者に問題がある

Chromium (VI) in leather clothing and shoes problematic for allergy sufferers!
02.07.2007
http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/9575
BfRは皮革製品の規制値を推奨
皮の手袋や靴、時計のベルトなど皮膚に直接触れる多くの革製品に高濃度の6価クロムが含まれることがわかった。6価クロムは強いアレルゲンで、感受性の高い人に接触性皮膚炎のような症状を誘発する。検査した皮革製品の半分以上から6価クロムが検出された。6検体に1つは10 mg/kg皮以上の濃度であった。アレルギー患者にとってアレルギー反応を予防するには避けるしかない。ドイツではこの物質にアレルギーのある人は50万人以上と推定される。従って革製品、特に手袋にはクロム塩の使用を制限すべきである。
評価文書は以下(ドイツ語)
http://www.bfr.bund.de/cm/216/bfr_empfiehlt_allergie_ausloesendes_chrom_in_lederprodukten_streng_zu_begrenzen.pdf