食品安全情報blog過去記事

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農業省のバイオセキュリティーニュージーランドがニュージーランドにおけるGM観賞魚に対応する

バイオセキュリティーニュージーランド
MAF Biosecurity New Zealand acts on GM aquarium fish in New Zealand
July 19, 2007
http://www.biosecurity.govt.nz/media/19-07-07/gm-fish
MAFBNZは、遺伝子組換え観賞魚を繁殖して販売しているとの情報を得て、クライストチャーチの4施設で立ち入り検査を行った。この遺伝子組換えゼブラダニオ(Danio rerio)は明るい赤/ピンクの色を出すために赤色蛍光蛋白質を導入したものであり、約300匹を押収した。これらが食品として供給されることはなく、環境に放出されても生存できないためバイオセキュリティー上のリスクは小さいが、法律違反である。
この魚は今年初めにシンガポールから輸入されて検疫で排除されたレッドダニオの一部又はそこから繁殖させたものと考えられる。