食品安全情報blog過去記事

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ダイエット及び普通のソフトドリンクは心疾患リスク要因増加と関連する

Diet and regular soft drinks linked to increase in risk factors for heart disease
23-Jul-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-07/aha-dar072307.php
Circulationに発表された論文によれば、毎日1本以上のソフトドリンクを飲む人は「メタボリックシンドローム」のリスクが高い。中年男女約9000人を4年間で3回調査した結果。普通の糖分が入ったソーダでもダイエット飲料でも同じ。


この論文についてはマスコミが大きく取り上げたこともありACSHが反論
新しいソーダ研究はつまらないものだ
Health Group Says New Study on Soda Is Grasping at Straws
July 23, 2007
http://www.acsh.org/news/newsID.1583/news_detail.asp
ACSHはCirculation 2007;116に発表されたソーダといくつかの健康指標の関連に関する論文の結論に疑問を呈する。健康に影響する複雑なライフスタイル要因の中から、ソーダの摂取などのたった一つの因子だけの影響を取り出すのは問題を単純化しすぎである。ACSHのDr. Ruth Kavaはこの研究でソーダをたくさん飲んでいる人は同時により肥満だったり喫煙者だったり運動しない人だったりすることをみつけている。またソーダを飲む量とメタボリックシンドロームの間に用量相関はない。つまりソーダをたくさん飲む人ほどメタボリックシンドロームになるリスクが高いということはなかった。ACSHはこのような研究が評判の高いCirculationに発表されたことを残念に思う。さらに著者らは公的機関によるソフトドリンクの規制を提案しているが、この研究を根拠に成人の選択肢を減らすのは馬鹿げている。
こっちも
Anti-Soda Study Fizzles
http://www.acsh.org/factsfears/newsID.1002/news_detail.asp