食品安全情報blog過去記事

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バイオポリマーについての消費者の態度

Consumer attitudes to biopolymers
http://www.wrap.org.uk/downloads/Consumer_attitude_to_biopolymers_report_final_6th_Sep_07.b1be50bf.pdf
英国Waste and Resource Action Programme (Wrap)による、消費者のグリーンプラスチック(バイオポリマー)についての理解度調査報告書。
消費者は、「生分解性」「堆肥にできる(コンポスト可)」「家庭で堆肥にできる」という用語の理解に混乱がある。一部の人はバイオポリマーがリサイクルできると考えており、通常のプラスチックのリサイクルに一緒に入れてしまう。しかし普通のプラスチック用に設計されたリサイクル工場ではバイオポリマーは処理できないため、リサイクルに重大な問題が生じる可能性がある。
多くの消費者は「分解性」と「生分解性」の意味の違いがわからず、通常のプラスチックとリサイクル可能なプラスチックとバイオポリマーの環境負荷の違いについても理解は不足している。