食品安全情報blog過去記事

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国産リンゴ2ロットからジメトエートが検出された

Dimethoate found in two lots of domestic apples
27.09.2007
http://www.evira.fi/portal/en/plant_production_and_feeds/current_issues/?id=723
フィンランド産のリンゴから高濃度の残留ジメトエートが検出されたため回収されている。リンゴのジメトエートMRLは0.02 mg/kgであるが、EVIRAの検査ではRantala種から0.043、Melba種から0.056 mg/kgが検出された。それぞれ8-9月の間に352kg及び60kgが販売された。いずれも同じ果樹園由来である。
検出された濃度は実際には成人も子どもも制限なく食べて危険はないものである。
2002年に欧州委員会がリンゴのジメトエートMRLを1 mg/kgから0.02 mg/kgに変更している。