食品安全情報blog過去記事

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若いフィンランド人の魚摂取に関する助言についての知識は乏しい

Young Finns have poor knowledge of the recommendations regarding fish consumption
27.09.2007
http://www.evira.fi/portal/en/food/current_issues/?id=722
フィンランド食品安全局EVIRAの行った調査によれば、バルト海内水系で捕れた魚の環境汚染物質に関連した魚摂取の助言について、若い人々が最も認識していない。2004年に改定されたバルト海で獲れた大型ニシンとサケ、内水で獲れたカワカマスと捕食性魚についての助言に関する知識である。
魚に関する一般的助言は良く認識されている。90%が魚を少なくとも週に2回は食べるべきだという助言を知っていた。しかし一般的助言に比較して環境汚染物質が魚に蓄積することについての理解は少なく、バルト海の大型魚にダイオキシン類濃度が高いことを知っていたのは60%であった。
妊娠中や生殖可能年齢の人などでの魚摂取助言の例外を知っていたのは1/3だけであった。
EVIRAは他機関と協力して魚摂取の助言の周知に努める。