食品安全情報blog過去記事

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食品サーベイランスニュース 2007年春

Food Surveillance News - Spring 2007
12 October 2007
http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/foodsurveillancenewsletter/spring2007.cfm
今号の内容は
・ メラミン混入事故により国家食品事故対応手順が発動される
米国におけるメラミンのペットフードへの混入事件の情報から、中国からオーストラリアへ輸入される製品の検査を行った。食品へのメラミン混入は検出されなかった。この件を含めて、2006年10月以降8回の国家事故対応手順が発動されている。そのまとめが表に掲載されている。
・ 輸入シーフード調査の結果検査手順評価が必要となる
輸入シーフード中の抗菌剤や農薬等の化学物質調査の結果、一部の商品がオーストラリア食品基準に従っていないことがわかった。検出された量は少なく、食品安全上の問題ではないが、新たな検査態勢を検討している。
ニュージーランドでの調査の結果消費者の国産食品への信頼が示される
・ AQISによる輸入園芸製品調査
・ FSANZは香港食品安全センターの訪問を歓迎する
・ 怪しげな行為の取り締まり
魚屋で販売されている切り身の正体を見抜くことは難しいため、一部で安価な魚を高価な魚として販売すされている。FSANZは魚の名前を統一することと、虚偽の名前で販売して%のいる業者の摘発を進めている。例えばビクトリア州での調査では75%の業者が魚の名前を偽って表示して販売していた。
・ 南オーストラリアが鶏卵汚染へ対応
サルモネラ汚染が拡大
・ 生卵を食べることによるサルモネラ感染に関するタスマニア報告