食品安全情報blog過去記事

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FTCは消費者詐欺調査結果を発表

FTC Releases Consumer Fraud Survey
October 29, 2007
http://www.ftc.gov/opa/2007/10/fraud.shtm
米国成人の13.5%にあたる3020万人が詐欺の被害者
特に多いのが体重減少用の詐欺製品の被害者で約480万人。
次いで外国の宝くじ購入(あなたが当選しましたので受け取るのにお金がいります、という類)が320万人
根拠のない請求書(入会していない会の会費を払えとか)が320万人
絶対当選しない賞品をあてるための商品販売 270万人
在宅ワーク詐欺(何かを購入させて稼げると宣伝するもの。普通稼げない 240万人
など
若い人や借金が多い人が詐欺被害に遭う確率が高い。35-44才より65-74才のほうが32%被害に遭う確率は少ない。
詐欺にあうきっかけは新聞広告や雑誌広告、カタログやダイレクトメールなどの印刷媒体が27%。ウェブサイトやオークションサイトやメールが22%。テレビやラジオが21%。電話による販売が9%。
FTCは消費者向けに以下の助言を提供する。
・ 誰と取引しているのか知る。名前や住所や電話番号を提供する会社とだけ取引する。
・ 個人情報を守る。クレジットカード番号などは信頼できる会社にしか教えない。誰が尋ねようとカード番号を電子メールで教えたりしない。
・ 時間をおく。「今すぐ」とせかすのに乗ってはいけない。ほとんどの今日良いものは翌日も良い。
・ 小さい字を読む。全ての契約は文書で残し、お金を払う前に全部読む。
・ 無料に注意。何かを買えば「無料で」と書いてあるものは拒否する。無料なら何一つ支払う必要はない。
・ 詐欺に遭ったら通報する。もし騙されたと思ったら報告するように。

詐欺調査結果
Consumer Fraud in the United States:The Second FTC Survey
October 2007
http://www.ftc.gov/opa/2007/10/fraud.pdf