食品安全情報blog過去記事

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バランスをとるII:魚の助言プロセスにベネフィットを組み込む

OEHHA(カリフォルニア州環境保健有害性評価部)
Balancing the Scales II:Incorporating Fish Consumption Benefits into the Fish Advisory Process
11/14/07
http://www.oehha.ca.gov/fish/pdf/scales111407.pdf
11月に発表されたプレゼンテーション資料
スライドに文字原稿が組み込まれているのでわかりやすい
魚を食べることについては、毒性セクターから汚染物質(主に水銀)による胎児の神経系への有害影響に注目した助言が、栄養セクターからは不飽和脂肪酸摂取による疾患予防や胎児の神経系発達促進に注目した助言がそれぞれ出されている。
アメリカ人の平均魚摂取量は14g/日で、推奨最小摂取量は24g/日と足りていない。最も平均魚摂取量の多い40-59才の男性でも21.6g/日で、DHAEPAの摂取量は不足している。
FDAEPAの水銀に関する魚摂取助言で推奨されている水銀量の少ない魚の中で、オメガ3脂肪酸が多く含まれるのはサケのみ。
集団毎に推奨される摂取量が異なることからわかりやすい表示や助言の提案がなされている。


挿入されている漫画
私たちはどうしたらいいの?
レストランでウェイターが客の注文を聞いている
狂牛病の牛肉にいたしましょうか?それともホルモン処理したチキン?水銀入りの魚?」
「う〜ん、野菜料理にしようか」
「農薬と肝炎どちらがいいですか?」
「じゃ水だけ」
「点汚染源水それとも農業廃水?」