食品安全情報blog過去記事

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EFSAによる食用色素と行動に関する研究の評価更新

Update on EFSA’s evaluation of a study on food colours and behaviour
12/12/2007
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178668248599.htm
2007年9月にEFSAは欧州委員会及び加盟国からサウサンプトン大学で行われてThe Lancetに発表された研究について科学的助言を要請された。この研究ではある種の食用色素と保存料である安息香酸ナトリウムの混合物が子どもの多動と関連する可能性を示唆していた。9月末のAFCの本会議は、この研究はその他の関連情報と併せて詳細な評価が必要であることに合意した。
子どもの行動分野の専門家や統計学者を含むAFCパネルの特別ワーキンググループが設立された。AFCNDAパネルのアレルギーや毒性学の専門家も参加している。現在ヨーロッパ5ヶ国から7人の子どもの行動と統計の専門家がワーキンググループに参加している。
この研究を委託したFSAは評価に必要な追加データをEFSAに提供した。現在ワーキンググループのメンバーにより、統計解析の評価と関連文献の収集が行われている。
EFSAは欧州委員会より2月末までに答申するよう要請されている。しかし最終意見は期日から数週間遅れるかもしれない。



EurekAlert (http://www.eurekalert.org)より