食品安全情報blog過去記事

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着色料の安全性は?

消費者向け情報
How Safe are Color Additives?
http://www.fda.gov/consumer/updates/coloradditives121007.html
着色料はフルーツポンチを赤くしたり練り歯磨きを緑色にしたりする。着色料は食品や医薬品や化粧品や人体に使用されて色をつけるための色素や顔料などである。咳止めシロップやアイライナーやコンタクトレンズやシリアルなど多くの消費者製品に使用されている。
それではそれらの安全性は?FDAのCFSANのLinda Katz博士によれば、適切に使用されれば着色料は安全性の高いものである。どんなものでも「絶対安全」というものはない。新規着色料については、FDAは申請された使用条件において有害でないということが適切に証明できるかどうかを判断する。ここにいくつかの着色料安全性についての知っておくべき情報を提示する。
FDAは米国で使用される着色料を規制している
FDAの認可された着色料リストには主に二つのカテゴリーがある
Certifiable認証可能な:主に合成色素、製造業者はFDAにサンプルを提出し、FDAが純度などの検査を行って規定に合うことを認証する。認証されたバッチのみが使える。
Exempt例外:動植物抽出物など天然物で認証は必要とされないが着色料規定には従わなければならない。
いずれも安全性基準は満たす必要がある
・ 一つの使用方法で認可された着色料は他の使用方法で認可されたことを意味しない
例えば食用に認可されていても入れ墨に使用できるわけではない
・着色料への反応は希である
FDAは違反企業に措置を行うことができる
FDAは着色料に関する有害事象報告を監視している