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トリトスルフロンの土壌及び地下水代謝物TBSAのヒトリスク評価における毒性学的意味についてのPPRパネルの意見

Opinion on the Toxicological Relevance of the Soil and Groundwater Metabolite TBSA[1] of Tritosulfuron in the Context of the Human Risk Assessment[2] - Scientific Opinion of the Panel on Plant Protection Products and their Residues
22/01/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178680096647.htm
PPRパネルは欧州委員会から、トリトスルフロンの土壌及び地下水代謝物である2-トリフルオロメチル-ベンゼン-スルホンアミド(TBSA)のヒトへのリスクの可能性について諮問された。
トリトスルフロン穀物双子葉植物雑草制御用新規除草剤である。TBSAは浸漏試験で地下水から0.107 microg/L検出された。TBSAはラットに投与した場合のマイナー(投与量の<1%)代謝物である。また工業用グレードのトリトスルフロンの不純物としても検出されている。TBSAの毒性試験はいくつか行われているが、染色体への影響や生殖毒性への懸念は残る。疑問として挙げられたのは、i) 土壌や地下水に検出されたTBSAは染色体異常誘発性やその他の遺伝毒性はあるか、ii)TBSAに生殖不全リスクはあるか、 iii)ヒトについての毒性学的参照値は?である。
PPRパネルは、は、i)TBSAに染色体異常誘発性やその他の遺伝毒性はない、ii) 生殖への直接影響はない、iii)デフォルトの安全係数を特に調整する必要はない、と結論した。