食品安全情報blog過去記事

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EFSAは加盟国とGMOリスク評価に最適の方法を探る

EFSA works with Member States on best approaches to GMO risk assessment
30/01/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178682961414.htm
EFSAの開催した60人以上の専門家の参加した会合において、ヨーロッパ及び国家レベルでのGMOの安全性評価における最適アプローチについて議論が行われた。
この会議において検討された重要事項の一つはヨーロッパでの栽培用GM植物の環境リスク評価である。GM植物とその通常栽培種との生物学的相違を推定するのに使う統計について詳細に検討された。加盟国はリスク評価において統計は重要ではあるが、統計学的有意差よりも生物学的意味のほうが強調されるべきだということに概ね合意した。
動物での混餌投与試験については、GM植物に調査が必要ななんらかの有意の差がある場合にのみ90日間投与試験を必要とするということで合意した。ただ1ヶ国だけが動物での混餌投与試験をルーチンで行うべきだと主張した。
以下関連資料添付