食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

FDAは調査の結果、ペットフードに使用された汚染成分輸入に関して何件かの告訴を行った

FDA Investigation Leads to Several Indictments for Importing Contaminated Ingredients Used in Pet Food
February 6, 2008
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01792.html
汚染ペットフードにより昨年ペットが病気になったり死亡したりした
FDAの犯罪捜査室は二人の中国人と彼らの運営していた企業及び米国企業1社とその社長及びCEOが連邦大審問により起訴されたことを発表した。起訴の理由はメラミン汚染されたコムギグルテンを米国に輸入することについて彼らが果たした役割にある。
植物蛋白質を加工して米国に輸出した中国企業Xuzhou Anying Biologic Technology Development Co., LTD(XAC)とXACのオーナーで管理者である中国人Mao Linzhun、中国から米国への製品の輸出を行った輸出ブローカーSuzhou Textiles, Silk, Light Industrial Products, Arts and Crafts I/E Co. LTD(SSC)とその社長Chen Zhen Haoともう一人の中国人が、Kansas Cityの連邦大審問により26件の訴因で起訴された。
さらに中国から商品を購入して米国の企業に販売したLas VegasのChemNutra,Inc.とそのオーナーSally Qing Millerと夫のStephen S. Millerも27件の訴因により起訴された。Sally Qing MillerはChemNutraの社長且つ管理者の中国人、Stephen S. MillerはChemNutraのオーナー且つCEOである。訴因はメラミンを含む汚染食品を販売したことなどである。
訴状によれば、800トン以上の小麦グルテンと称するもの(総額85万ドル)を2006年11月6日から2007年2月21日の間に米国に輸入した。SSCは中国政府に輸出前の検査は必要ないと虚偽の申請をしていた。