食品安全情報blog過去記事

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中毒、原因物質不明 ウクライナ(第2報):ヤルタ ホスフィン

Poisoning, agent unknown - Ukraine (02): (Yalta) phosphine
23-MAR-2008
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:1312902931985488::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,71924
船"Roksolana"号の病気になった乗組員は船の持ち主を訴える予定である。
"Roksolana"号はかつて"Odysk"号が起こしたのと同じ事故をおこした。 "Roksolana"号は11人の船員と1641トンの穀物を運んでいた。2008年3月16日の朝に船長は船員1名が死亡し4人が中毒になっているのを発見した。船室内の空気を調査したところホスフィン濃度が安全基準値の200倍あった。この船は害虫やラット駆除のために燻蒸剤で処理されていた。 積荷の部分の空気が船室に入る構造になっていることと室内の換気の不備が原因と考えられる。この事故は3例目である。