食品安全情報blog過去記事

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有毒ハチミツについて更新

Update on Toxic Honey
25 March 2008
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2008/2008-03-25-tutin-honey.htm
今年1月初頭以降Coromandel Peninsulaの巣付きハチミツを購入していたら、販売業者をチェックしてそのハチミツが規定に従って採取されたものであることを確認して欲しい。もし過去3ヶ月間(ハイリスク期間)に採取したハチミツである疑いがあれば、食べないように助言する。これがNZFSAからの本日のメッセージである。
NZFSAはもしハチミツを食べて具合が悪くなったら病院に行ってリスク地域のハチミツを食べたかどうか情報を伝えて欲しい。疑わしいハチミツの検体は持参して地元の担当機関に相談するように。
昨週全国で起こった中毒事例にはCoromandel産のハチミツが関与しているようだ。問題のハチミツはWhangamataの3つのアウトレットで販売された。
問題を起こした毒素は天然のtutuブッシュ由来で、tutuの樹液を吸った昆虫の甘い蜜をミツバチが集めた際にハチミツに入った。今年の暑い乾燥した気候条件はミツバチが昆虫の樹液を集めやすくすると考えられている。
NZFSAは疑わしいハチミツ検体をできるだけ早く検査し、情報をあつめる予定である。
NZFSAは全ての養蜂家に対してハチミツを売る際の義務について注意喚起を行うところである。