食品安全情報blog過去記事

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‘やせる薬、どれだけわかって使っていますか?’

(麻薬神経系医薬品課 2008.03.19)
http://www.kfda.go.kr/open_content/news/press_view.php?seq=1389&av_pg=1&menucode=103004001&textfield=&keyfield=
肥満治療薬は食欲を抑制したり脂肪吸収を抑制したりして減量効果を発揮する。しかし食欲抑制剤の中には麻薬類である向精神薬があることを知っている人は多くはない。
最近韓国の向精神性肥満治療剤の使用が急速に増加して2001年以降売り上げが10倍以上になって国連の麻薬監視機関に注意されるなど社会問題になっている。
食薬庁は、抗肥満薬は食事療法と運動療法との併用が必要で、特に向精神性肥満治療薬は3ヶ月以上服用してはいけないと警告している。向精神性肥満治療薬は一定期間服用して耐性ができることがあり、効果がないと大量に服用して肺動脈性高血圧や不整脈など深刻な心疾患を誘発することがある。
また服用中に他の食欲抑制剤や抗うつ剤のような医薬品やお酒を同時に飲むと予期できない有害反応を誘発する可能性がある。