食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

トレーダーのテストステロン

Natureニュース
The testosterone of trading
Published online 14 April 2008 | Nature | doi:10.1038/news.2008.753
Geoff Brumfiel
http://www.nature.com/news/2008/080414/full/news.2008.753.html
トレーダーからケンブリッジ大学神経科学者になったJohn Coatesらが、ロンドンのある会社で17人の男性トレーダーを連続して8営業日調査した。その日の仕事の前後の唾液中のホルモン(コルチゾールとテストステロン)を測定した。その結果、儲けの多かった日はテストステロン濃度も平均以上だった。17人中14人が朝のテストステロン濃度が高い日は稼ぎが多かった。一方コルチゾール濃度には稼ぎとの相関はなかった。コルチゾールはその日のマーケットの不安定さ、すなわちトレーダーのストレスに単純に呼応しているようであった。
Coates, J. M. & Herbert, J. Proc. Natl Acad. Sci. USA 104, 6167-6172 (2008).


Science NOW
Bad Day for the Dow? Blame Hormones
http://sciencenow.sciencemag.org/cgi/content/full/2008/414/2?etoc


EurekAlert
Testosterone levels predict city traders' profitability
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-04/uoc-tlp041008.php