食品安全情報blog過去記事

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農薬使用詳細調査

Pesticide practice under the microscope
12 May 2008
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2008/2008-05-05-frsp-results.htm
ニュージーランド産製品の調査の結果、全体的に農薬の使用は適切であることがわかった。今年はトウガラシ、イチゴ、レタス、マッシュルーム、ズッキーニについて調査した。
生鮮無洗浄製品中の残留化学物質について調査する食品残留物質調査計画(FRSP)の最新結果が発表された。一部の製品について許容値をわずかに上回るものがあったが、食品安全や健康上の懸念はない。
イチゴ36検体中4検体で違反がみつかった。二つはMRL 0.1 mg/kgのシプロジニルが0.12と0.13 mg/kg、二つはMRL 0.1 mg/kgのフルジオキシニル 0.11と0.12 mg/kgである。
トウガラシ24検体中3検体が違反であった。イプロジオン 0.12 mg/kg(MRL0.1)、プロファム0.11 mg/kg(MRL 0.1)、メタミドホス0.39 mg/kg(MRL 0.2mg/kg)である。
レタスについては24検体中2検体で、ペルメトリン0.21と0.30 mg/kg(MRL 0.1 )である。
マッシュルームは24検体中1検体でプロクロラズ 1.1 mg/kg(MRL 0.5)である。
ズッキーニ24検体については違反はなかった。
全ての違反結果は消費者の健康にリスクとはならない。しかしながら違反件数を減らすための対応を要請している。
詳細結果は以下より
Food Residues Surveillance Programme
http://www.nzfsa.govt.nz/science/research-projects/food-residues-surveillance-programme/index.htm