食品安全情報blog過去記事

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MAP(修飾空気包装)によるロングライフ生鮮食品

Long-life fresh food in Modified Atmosphere Packaging
26 May 2008
http://www.nzfsa.govt.nz/consumers/higher-risk-specific-foods/modified-atmosphere-foods.htm
MAPとはなにか
MAPは生鮮食品の品質保持期限を長くする包装技術である。この技術は食品を細菌やカビなどの増殖を抑制するガスで取り囲むことで効果を発揮する。こうした技術により食品を長持ちさせることができる。このような包装がなされているのは野菜やパスタ、肉、果物、チーズ、シーフード、サンドイッチなどのパン類などがある。MAPという用語はしばしば真空包装にも使われる。このような包装のされた食品は病原体の増殖が抑制されているため一般的には安全である。しかしMAPでは病原体を完全に除去しているわけではない。このページではMAPの作用機序や規制、MAP食品の選択法などを解説した。