食品安全情報blog過去記事

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修飾E. coli K12由来L-バリンの有効性と安全性 FEEDAPパネルとGMOパネルの意見

Efficacy and safety of L-valine from a modified E.coli K12 for all animal species - Scientific Opinion of the Panel on Additives and Products or Substances used in Animal Feed and of the Panel on Genetically Modified Organisms
27/05/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178712206517.htm
遺伝子組換え大腸菌K12系統の産生したL-バリンの、全ての動物種に対する有効性と安全性の評価を諮問された。導入された遺伝子に安全上の懸念はなく、最終製品には培養可能な生物や新規に導入されたDNAは検出されない。飼料グレードのL-バリンは全ての動物種でバリンとして利用可能であると考えられる。
申請者の使用した検体のL-バリンは高度精製製品に該当しないため耐性試験データが必要であるがデータが不適切であったため結論は出せない。
高度精製飼料グレードL-バリン(>98%バリン)は標的動物や消費者や使用者や環境にとって安全である。