食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

ニューヨーク市は新しい貧困指標を採用

New York City to Implement New Poverty Measure
July 18
http://www.nationalacademies.org/headlines/20080718.html
Michael Bloombergニューヨーク市長は現行の貧困指標に替わる別の指標を採用すると発表した。地方政府が40年来の貧困レベル決定指標を変えるのはこれが初めてである。
Urban Instituteによれば、政府は1960年代には老人の3人に1人が貧困だったのに比べて現在は10人に1人以下であると考えている。実際には医療費への支出がかなり多い。現在使われている貧困基準は食費が総支出の約1/3を占めるという推定に基づくが米国国勢調査局の2000年の調査では食費は総支出の1/6である。
ニューヨーク市はNRCの1995年報告書に基づき、衣食住や医療費などを考慮した新しい貧困指標を導入する計画である。
(医療費が生活を圧迫しているため。)