食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

Brown司法長官はポテトチップ裁判でHeinzとFrito-Lay とKettle Foodsと和解

カリフォルニア州司法省司法長官Edmund G. Brown事務所プレスリリース
Office of the Attorney General
State of California Department of Justice
Atty. Gen. Brown Settles Potato Chip Lawsuit With Heinz, Frito-Lay & Kettle Foods
August 01, 2008
http://ag.ca.gov/newsalerts/release.php?id=1595
表題3社プラスLance社が、ポテトチップとフレンチフライ中のアクリルアミド濃度を下げることに合意したことで裁判に和解した。
2005年に司法長官がMcDonald’s、Wendy’s、 Burger King、 KFC、 Frito-Lay、Kettle Foods、 Lance、Procter & Gamble 及び Heinz社をカリフォルニア州が発がん物質と認定したアクリルアミドを高濃度に含むポテトチップとフレンチフライを販売している件でProposition 65法により訴えていた。
昨年KFC、McDonald’s、 Wendy’s 及び Burger Kingを含むレストランチェーンはアクリルアミドについての警告を表示することと民事訴訟費用支払いで合意した。1月にはProcter & Gamble社がプリングルズポテトチップのアクリルアミドを警告表示が必要ないレベルである50%に削減することで合意した。
本日の和解ではFrito-Lay とKettle FoodsとLance社は今後3年間で275 ppbまでアクリルアミド濃度を下げることになる。予定通りに削減できなければ罰金を支払うことになる。
先週はHeinzとアクリルアミド含量を50%削減することで合意している。