Questions and Answers about Final Rule on Irradiation of Fresh Iceberg Lettuce and Fresh Spinach
August 21, 2008
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/irradlet.html
・これは食品添加物規制の何を変更するものか？
生鮮レタスとホウレンソウを処理するのに最大吸収線量4.0 kGyまでの電離放射線の使用を認めるよう改定するものである。
2000年に食料雑貨生産者協会(GMA)が加工前の肉や家禽、生や加工前の野菜や果物、その他複数成分を含む調理済み又は未調理肉や家禽なども含めて照射を認める申請を行っていた。2007年にGMAがFDAに対し生鮮レタスとホウレンソウについて部分的に回答を求めていた。残りについてはまだ評価中である。
FDAは各種食品の照射の安全性について40年以上評価している。
・レタスとホウレンソウの照射は安全か？
安全である。照射はサルモネラや大腸菌のような危険な病原微生物を減らし、 食品の品質保持期限を延長するために使用される。FDAはこの照射の安全性について評価し、照射がこれら製品の安全性に悪影響を与えないと結論した。
・全ての生鮮レタスとホウレンソウが照射義務化されるのか？
ノー。照射は任意である。
・袋に入ったレタスとホウレンソウに照射できるのか？
できる。照射されるレタスやホウレンソウの袋がその使用目的で認められている場合など、条件を満たせば袋に入ったレタスやホウレンソウは照射できる。
・ それは消費者が袋に入ったレタスやホウレンソウを洗わずに食べられるということか？
FDAは包装に既に洗ってあると注意書きがない限り、袋に入った全ての製品は食べる前に洗うことを薦める。
・照射された製品にはその旨表示がされるか？
される。放射線照射の声明と“radura”のロゴが表示される。
・ 何故アイスバーグレタスだけ？他のレタスは？
GMAがFDAに特にアイスバーグレタスとホウレンソウに絞って意見を求めたため。他の種類のレタスについては評価中である。
・他に照射されている食品はあるか？
ある。FDAは肉や家禽、軟体動物貝類、スパイスなどを含む各種食品に照射を認めている。
・この規則でトマトやトウガラシは照射できるか？
できない。この規則は生鮮アイスバーグレタスとホウレンソウにのみ適用される。
・FDAはトマトやトウガラシなど他の食品への照射の利用について検討しているか？
今回の発表は生鮮アイスバーグレタスとホウレンソウにのみ適用されるが、トマトやトウガラシなどの他の生鮮食品はGMAの申請に含まれており、現在評価中である。FDAは他の食品についても照射の安全な利用について評価を継続する。
この件についてたくさんの報道がなされている
http://news.google.co.jp/?ncl=1238838030&hl=en&topic=b
