食品安全情報blog過去記事

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ヘルスカナダは保護者に対し学校のランチにおけるアレルギー安全性について注意喚起

Health Canada Reminds Parents of School Lunch Allergen Safety
August 26, 2008
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/_2008/2008_148-eng.php
子どもたちが学校に戻ってくる時期を迎えて、ヘルスカナダは子どもたちのランチを準備する際のアレルギーへの注意の重要性について再確認する。アレルギー反応は事前の徴候無しに急速におこることがあり、一部の食品はアレルギーの子どもにとって脅威となることがある。
カナダでは命に関わるアレルギーを持つ人は120万人でその数は特に子どもたちで増えている。多くの子どものアレルゲンとして最もよくみられる食品は、 ピーナッツ、木の実、ごま、大豆、シーフード、小麦、卵、乳である。
アレルゲンは極僅か食べただけでも急速に症状が出て重症になることがある。 危険な症状は呼吸困難や血圧低下、ショックなどで意識不明や死亡に至ることがある。このため多くの小学校では子どもたちのランチに特定の食品を制限している。 保護者は、たとえ自分の子どもがアレルギーではなくても、学校の方針に従うことを薦める。どのような食品が制限されているかは学校に直接問い合わせるように。
食物アレルギーを完治する方法はない。唯一の方法は特定のアレルゲンを避けることである。そのためアレルギーの子どもがアレルゲンに曝されないようにすることが重要である。
(ピーナツやピーナツ製品を学校に持ってくるのを禁止しているところが多い。ピーナツバターサンドがダメになるので反対する人も多い)