食品安全情報blog過去記事

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フルリュースの研究所の放射能漏れ事故の特集ページ

http://www.afsca.be/home/press/ire_fr.asp
9月4日時点では研究所の北東0-3 kmの予防的措置(この地域の葉物野菜や果物は食べない)は継続


第一報は8月29日付
http://www.afsca.be/home/press/_documents/2008-08-29_fleurus_fr.pdf
検査結果に基づき、フルリュースの研究所から放射性ヨウ素(I131)が環境中に放出された件について、フードチェーンについて以下の意見を発表する。
1. ミルク:8月28日にAFSCAが研究所近傍の生産者のタンクから採取した6検体のうち5検体は検出限界以下、1検体については17 Bq/Lで、乳及び乳製品中のI131の基準値500 Bq/kgを大幅に下回る。従ってミルクについては通常通り集荷・販売できる。
2. 野菜や果物:葉物野菜は必然的に大気中からの暴露が多い。そのため現地の農家の生産したレタスを分析対象にした。この種の食品のEC基準は 2000 Bq/kgである。分析結果が出る前に近傍の住人は自分の庭で育てた野菜や果物を食べないように助言されている。結果に関わりなく、一般衛生上適切な洗浄を薦める。


葉物野菜や果物の検査結果
30/08/2008
http://www.afsca.be/home/press/_documents/2008-08-30_result-IRE-Fleurus_fr.pdf
問題の地域の10検体の結果は49、3,7、7,3、 83,00、1,35、3,4、 35,00、 74,4、85,8及び 9,4Bq/kgでEC規制値の 2000 Bq/kgより十分低い。
危機管理センターの評価室は乳児用食品については100Bq/kgを超えないことを推奨している。


3km地点のキッチンガーデンの最新検査結果
02/09/2008
http://www.afsca.be/home/home/_documents/2008-09-02_4Fleurus-AFSCA_fr.doc
5検体について16、12、44、86、67 Bq/kgだった


8月30日の時点で、予防的措置の適用範囲が5kmから3kmになっている
30/08/2008
http://www.afsca.be/home/press/_documents/2008-08-30_fleurus3_fr.pdf