食品安全情報blog過去記事

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中国におけるメラミン含有乳児用粉ミルク

Melamine-contaminated powdered infant formula in China
18 September 2008
http://www.who.int/csr/don/2008_09_19/en/index.html
中国で9月17日までに6240例以上の乳児の腎臓結石患者と3人の死亡が報告されている。乳児の腎臓結石は極めて希である。
中国衛生部はこれらの患者がメラミン汚染粉ミルクを飲んだことと関連することを確認している。汚染による病気の正確な発生時期は不明であるが、製造業者は病気の苦情を2008年3月に受け取っている。
中国の国家検査機関による調査の結果、少なくとも22の乳製品製造業者の製品からメラミンが検出された(濃度は0.09 mg/kgから2560 mg/kgまで多様である)。2社が製品をバングラデシュブルンジミャンマーガボン、イエメンに輸出している。輸出製品の汚染は確認されていないが、中国から回収命令が出されている。
WHOは中国衛生部と密接に連絡を取り合って事態を見守っている。WHOは加盟国に対しINFOSANを介して情報を伝えている。INFOSANは中国から汚染の可能性のある製品を輸入した5つの国に対して特に警告した。
WHOは幼い乳児の健康な発育と発達に必要な栄養を供給するための理想的な方法として母乳育児を薦めている。6ヶ月齢までは母乳のみで育てることを推奨する。
以下メラミンのQ & A、母乳のページ、粉ミルクの安全な取り扱いガイドライン