食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

NZFSAはメラミン対応についてさらに改善

NZFSA refines melamine response approach
29 September 2008
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2008/29-sep-melamine-statement.htm
NZFSAは乳児用ミルク、食品成分、丸ごとの食品中のメラミンについての詳細な選択肢を示したリスク管理対応をさらに正式なものにした。
金曜日に発表した食品全体についての5 ppmという量は調査の引き金として残る。乳児用ミルクについては1 ppm、乳児用ミルク以外の食品は最終形態として2.5 ppmに設定する。
EFSAの意見ではTDIを0.5 mg/kg体重とし、これは5 ppmまでのメラミンを含む食品にはヒト健康リスクはないということを意味するが、通常の安全係数より大きな値を採用して規制を検討する基準として2.5 ppmを設定した。この値を超えて検出されれば調査を開始し、適切な対応が執られるだろう。


表で事例毎に説明
NZFSA’s Risk management strategy for melamine in food
Monday 29 September 2008
http://www.nzfsa.govt.nz/consumers/chemicals-nutrients-additives-and-toxins/melamine/melamine-rm-strategy.htm
例えば最終形態で2.5 ppm以下の場合と食品成分で5ppm以下の場合は、事故によるものなら対応せず、異物混入が疑われる根拠がある場合には調査を行う。
最終形態で2.5 ppm以上の場合と食品成分で5ppm以上の場合は事故でも異物混入でも対応する。


9月24日時点での検査結果
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2008/melamine-results-at-24-sep-2008.htm
ホワイトラビットキャンディ以外では製造業者不明の乳飲料からメラミン0.7 mg/kgが検出されているが他はND。