食品安全情報blog過去記事

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ビスフェノールAと医学的疾患の関連についての研究に関するEFSAの声明:CEFと評価法専門委員会による合同声明

Statement of EFSA on a study associating bisphenol A with medical disorders[1]. Prepared by the Unit on food contact materials, enzymes, flavourings and processing aids (CEF) and the Unit on Assessment Methodology (AMU)
24/10/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902145465.htm
JAMAの2008年9月16日号に発表されたLangらの成人の尿中BPAと疾患の関連についての研究に関して、EFSAは欧州委員会から意見を求められた。
EFSAの先のAFCパネルはBPAのTDIを0.05 mg/kg体重/日と設定している。
EFSAはこの単一研究ではBPA暴露と心疾患や糖尿病や肝酵素レベルの上昇などの間に因果関係を示す十分な根拠にはなり得ず、従って先に設定したTDIを改定する必要はないと考える。