食品安全情報blog過去記事

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フィンランド人の穀物からのマイコトキシン暴露は低い

マイコトキシンが最も多いのはオート麦
Exposure of Finns to mycotoxins from cereals is low oats are the most susceptible of the cereals to mycotoxins
06.11.2008
http://www.evira.fi/portal/en/food/current_issues/?id=1463
穀物には天然に生じるマイコトキシンが含まれる。フィンランド食品安全局EVIRAはフィンランド人の穀物からのフザリウムマイコトキシンへの暴露評価を行った。暴露量は概ね耐容量以内であった。
フィンランドで最もマイコトキシン汚染が多いのはオート麦である。ほとんどのマイコトキシンは生の穀物の皮を剥く時に無くなる。そのため販売されている製品を消費者が食べても安全である。もしオート麦を皮を剥かずに食べると、理論的にはT-2とHT-2毒素のTDIを超える大量のマイコトキシンに暴露される。そのような皮を剥かない製品は市販されていない。