食品安全情報blog過去記事

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食用色素について更新

Update on food colours
Thursday 13 November 2008
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2008/nov/colours
FSA長官のTim Smithが、6つの合成食用色素と子どもたちの行動への影響について英国の立場を更新する文書を関係者に書いた。政府閣僚はFSAのこれらの色素の任意の使用禁止について合意した。
これらの色素の影響を調査したサウサンプトン研究によりFSAは英国の製造業者に対し2009年末までにこれらの色素を任意で排除するよう提案した。FSAは製造業者や小売業者とこの問題について連絡を取り合う。
ヨーロッパでは現在全ての食品添加物についてのレビューが進行中で、色素が最初のものである。食品添加物についての新しい規制(既存の法律の更新)案には、新しい法が発効してから18ヶ月後に、これら6種の色素を含む製品に「子どもの活動や注意力に有害影響があるかもしれない」という追加の表示を行うという内容が含まれる。この要求は2010年半ば頃に発効すると思われる。
対象となる6つの色素は以下。
E102 Tartrazine
E104 Quinoline Yellow
E110 Sunset Yellow
E122 Carmoisine
E124 Ponceau 4R
E129 Allura Red